常陽明治記念館(じょうようめいじきねんかん)とは、茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890の大洗磯前神社の近くに存在する記念館のことである。
大洗磯前神社の北西の松林の中にある記念館で、昭和4年(1929年)に幕末から明治にかけての元勲のひとりである田中光顕が設立した資料館である。
館内には等身大の明治天皇像、明治天皇や大正天皇の御物、水戸藩尊王攘夷派志士らの遺墨、さらに横山大観、谷文晁らの書画などが陳列されている。展示品のうち、短刀一口と扇散蒔絵書棚は茨城県の指定文化財である。