嶺野修

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嶺野 修(みねの おさむ、1945年[1] - 2012年7月1日)は、コミンテルン研究家[2]北海道大学経済学部、北海道大学大学院経済学研究科経済政策専攻出身。札幌学院大学経済学部経済学科教授[3]

コミンテルン研究家、特にブハーリン研究者として知られ、ライフワークのコミンテルン3部作を計画していた。1992年に第2部の『コミンテルンと帝国主義 1919-1932』(勁草書房)を刊行した。第1部の『グレート・ユートピア』は桜井書店からの出版予定で初校段階まで進んでいたが、2009年に病に倒れたため、没後の2013年に私家版で刊行された。第3部の『コミンテルンと世界政策 1933-1943』は計画のみに終わった[2]

著書[編集]

  • 『コミンテルンと帝国主義 1919-1932――諸家による「相対的安定期の資本主義」論の位相と構図』(勁草書房、1992年)
  • 『グレート・ユートピア――20世紀世界の改造を夢みた人たち』(嶺野幸子、2013年)
  • 『嶺野修遺稿集』(嶺野幸子、2013年)

出典[編集]

  1. 嶺野, 修, 1945-2012 Web NDL Authorities (国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)
  2. a b 上条勇「社会主義への見果てぬ夢: 嶺野修「グレート・ユー トピア: 20世紀世界の改造を夢みた人たち」2013年」『金沢大学経済論集』第35巻第1号、2015年
  3. researchmap

外部リンク[編集]