岸田文雄爆殺未遂事件
(岸田文雄襲撃事件から転送)
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岸田文雄爆殺未遂事件(きしだふみおばくさつみすいじけん)とは、令和5年(2023年)4月15日に発生した当時の日本国第101代内閣総理大臣である岸田文雄が襲撃された事件。パイプ爆弾が岸田文雄の元に投げられた事で爆殺する意図があった思惑がある事から、『岸田文雄爆殺未遂事件』と表記する。
概要[編集]
事件[編集]
首相の暗殺未遂は細川護煕以来のことであったが、爆弾を使った首相暗殺未遂事件は初のことである。
岸田は、衆議院和歌山県第1区の応援の為に雑賀崎漁港に立ち寄っていた。岸田は魚を試食する直前に鉄パイプ爆弾を岸田の足元に投げられ、チカチカと点滅した後に爆発。幸い、要護警護機関が岸田に逃げるよう促したため岸田に怪我は無かったが逃げたのちに二発目が投下されて煙が上がった。この時犯人の木村隆二は取り押さえられ、聴衆は一斉に逃げた。わずか51秒のことであった。
犯人[編集]
犯人の木村は若い頃から「他の人の役に立つような仕事をしたい」と語っており、なりたい職業はパティシエだったと伝わる。
犯人は警察の取り調べに対し、雑談には、「はい」「いいえ」と応答しているものの、事件に関することに関しては黙秘を続けている。
だが、手作りのパイプ爆弾を作りさらには刃物持って岸田を襲撃するようにまでに成ってしまったのである。パイプ爆弾の仕組みはボストンマラソン爆弾テロ事件で使われたものと同じ系統のもので、中に火薬や釘をつめて爆発させ、爆発した後も釘が飛んで大怪我をするというものである。これは元寇で使われた爆弾「てつはう」に似ている。
影響[編集]
- この爆発により、警察官一人と地元の漁師一人が軽傷を負った。
- G7広島サミットの1ヶ月前に発生した事件であり、広島市では警備の強化により殺伐とした雰囲気、地域住民の不安が広まることとなった。