山根和紙資料館

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山根和紙資料館(やまねわししりょうかん)とは、鳥取県鳥取市青谷町山根128-5に存在する資料館である。

概要[編集]

江戸時代因州和紙の御用紙として手厚く保護され、朱印船貿易によって海外にまで進出していた。現在では日本の伝統工芸品の指定を受けている。平成8年(1996年)には紙を漉く際に発せられる純朴な作業の音が「残したい日本の音100選」に認定された。

昭和55年(1980年)、この因州和紙の将来を正しく発展させ、和紙作りの基礎を学ぶ場を提供するために開設された山根和紙資料館は、館内に江戸時代から現代まで延々と手で作り出されてきた和紙製品、紙に関する古い文献などおよそ5000点が収蔵されている。また、手漉き場で実際に和紙作りを見学したり体験することも可能である。