山の手緑
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山の手 緑(やまのて みどり、昭和45年(1970年[1]) - )は、日本の政治活動家。
略歴[編集]
埼玉県生まれ。1992年、東京造形大学卒業。1994年、矢部史郎らと銭湯利用者協議会を結成[1]。
人物[編集]
矢部史郎と『現代思想』『文藝』などで執筆活動を行う[2]。矢部との共著では、矢部が執筆し山の手が監修とデザインを担当しているという[3]。
両者は「だめ連」周辺の活動家で[2]、「高円寺ネグリ系」を自称する[1]。90年代に外山恒一とも活動していたが、1999年に外山の女性問題がきっかけで決別したとされる[4][5]。外山は「二人は日本で「反グローバリズム」を口先だけでなく実践している今のところ数少ないキャラクター」[5]「[矢部が]明大ノンセクトの周辺から見つけてきたらしい、山の手緑と名乗るエキセントリックな女性活動家」[4]などと評している。
フリーター全般労働組合の組合員[6]。
著書[編集]
- 『無産大衆神髄』 矢部史郎共著、河出書房新社、2001年
- 『愛と暴力の現代思想』 矢部史郎共著、青土社、2006年
分担執筆[編集]
- 『ヒット曲を聴いてみた――すると社会が見えてきた』 外山恒一、ヒット曲研究会編、駒草出版、1998年
- 『既成概念をぶち壊せ!――theme 100』 杉村昌昭、境毅、村澤真保呂編、晃洋書房、2016年