宇津峠(うつとうげ)は、山形県西置賜郡小国町から山形県西置賜郡飯豊町にかけての峠である。
小国町境、現在の国道113号の越後街道が長井盆地を抜けて山路に入る最初の峠で、1527年(大永7年)に拓かれたと記録にはある。
明治時代になって新道が開設され、1887年(明治20年)頃から馬車や人力車などが通るようになったが当時はまだ馬車を解体して人馬の背で担ぎ上げるほどの急坂だったという。
頂上から東に拓ける長井盆地、米沢盆地の眺望は素晴らしい。