宇喜多戦記
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宇喜多戦記（うきたせんき）とは、宇喜多氏に関する史料である。
概要[編集]
著者・成立年代[編集]
著者・成立年代は不明。ただ、宇喜多秀家の八丈島への流罪についての記事があるため、少なくともそれ以降の成立となり、江戸時代の成立と見られる。
ただ、著書の末尾に歴代の岡山城主の名前が記されているが、それに関しての誤りが多すぎるため、少なくとも岡山藩関係の人物とは考えにくい。
内容[編集]
宇喜多戦記とあり、宇喜多能家・宇喜多直家・宇喜多秀家の3代に関する軍記物である。全1巻。ただし、大半は直家に関する記述である。
宇喜多氏の先祖についてのほか、能家の事績と最期、そして直家の宇喜多氏再興とその事績、勢力拡大、そして織田信長に従って間もなく死去するまで、そして秀家が関ヶ原の戦いに敗れて八丈島に遠流になるまで描かれている。