契約の箱
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契約の箱(けいやくのはこ)とは、十戒が刻まれた石板が収められた箱で、モーセが主から命じられてアカシヤ材で作ったものである(出エジプト記25章10節〜22節)。
最初は幕屋に収められていたが、ソロモンが神殿を完成させてからは神殿の至聖所に安置された。
寸法[編集]
契約の箱の寸法は以下の通りである。
- 縦:2.5アンマ
- 横:1.5アンマ
- 高さ:1.5アンマ
外観[編集]
純金で覆われ、4つの金環が取り付けられ、担ぐための棒が金環に通され、上には打ち出し作りの金で作られた二位のケルビムが取り付けられている。
契約の箱の在りか[編集]
現在、契約の箱は行方不明になっている。
「ソロモン王がシェバの女王に贈り(列王記下9章12節)、シェバの女王が故国に持ち帰ってしまった」「エチオピアで保管されている」などの説があるが行方不明のままである。
日ユ同祖論を支持する者の中には、契約の箱は日本にあると言う者もいる。また、日ユ同祖論を支持する者たちは、日本の神輿が契約の箱に似ていることを、日ユ同祖論の根拠の一つとしている。
外典の第二マカバイ記2章には、預言者エレミヤが洞窟に隠したとある。
今後、発見された場合、第三神殿に安置されることになる。