大納言塚

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大納言塚(だいなごんづか)とは、現在の奈良県大和郡山市箕山町に存在するである。

概要[編集]

豊臣秀吉の実弟である豊臣秀長大納言に任官し、大和国を所領としたことから、大和大納言と通称された。秀長は兄をよく補佐してその天下統一を助けたが、統一の翌天正19年(1591年)に52歳で死去した。死後、当地に秀長の墓所が建立されたが、江戸時代に入って徳川氏の天下になると荒廃した。このため、江戸時代中期になって秀長の菩提寺であった春岳院が荒廃していた墓所を20年の歳月をかけて整備し、安永6年(1777年)に完成させた。現在では白壁の土塀に囲まれた土壇の上に五輪塔が建てられている。

また、毎年4月22日に大納言際が開催されている。

アクセス[編集]