大梅寺(だいばいじ)とは、岐阜県加茂郡富加町羽生1280に存在する寺院である。
この寺には本尊に長い間、秘仏とされていた聖観音立像があり、これは戦後に修理が施されて岐阜県の文化財に指定されている。この立像は高さおよそ1メートルの一木造で、左手に蓮のつぼみを持ち、右の手でそのつぼみを開かせようとしている姿が刻まれており、弘仁時代の作品と見られている。