大原 勝次郎(おおはら かつじろう)は、江戸時代後期の武士で、江戸幕府の幕臣。
父は第12代飛騨郡代の大原紹正。母は不詳。
恐らく世子だったと思われるが、安永2年(1773年)に同僚と斬りあって返り討ちにされたとも、自ら刀の使い方を誤って傷つけて不慮の死を遂げたともいわれる。父の紹正が悪政を布いて大原騒動を起こしていた最中だったので、領民からはその死が喜ばれたという。
大原家の家督は弟の正純が継承することになる。