多数決

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多数決(たすうけつ)は、ある集団内、特に会議や議論の場で提起された複数意見の決定を図る際に、その集団内での多数派が支持する意見を決定する行為、またはその方法そのもの。

概要[編集]

今日では民主主義の意見決定場面では殆どの場合で広く公平な議決方式として採用されている。

が、

  • 多数派による少数派を弾圧する功利主義による「最大多数の最大幸福」であり少数派の黙殺
  • 多数が賛成したからといってそれが優れた意見であるとの論理的帰結が存在せず衆愚政治の始まり

などといった反論も存在する。

なお、少数派弾圧の実例としては人種差別白人至上主義女性蔑視などがいい例である。

過半数の定義[編集]

多くは単純50%以上の賛成を目安とするが、三分の二以上、7割以上といった「過半数より更に上のレベルでの合意」を採択基準とする多数決も存在するほか、「賛成が○%以上なら単純採用、◆%で意見が割れたら二次投票」といった派生などもあったりして、ここら辺の方式を理由と共に歴史的に眺めるとなかなかカオスである。

重大な事柄に関しては、必要な賛成の割合が高い傾向がある。

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