塩豚

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塩豚(しおぶた)は、豚肉塩漬けにしたもの。

概要[編集]

本来は季節モノであり、12月8日聖ニコラウスの聖日に仕込むものであるが、半年一年と保存・熟成されるため、日本国内では あまり季節ものとしては意識されない。「お歳暮はハム」あたりが一般的な発想だろう。

人間生活との関わり・利用[編集]

きつめに塩をしておいて熟成させておいて、塩抜きして利用することもある。部位によっても名前が違ったりする。イタリアやスペインあたりが有名どころで、冷燻したものはベーコンであり、太腿を使ったものはハム[1]、頬肉(いわゆる豚トロ)を使うとグアンチャーレと呼ばれて何がなんだかわからなくなるので、「塩豚」というカテゴリーは立てていいと思う。

その他[編集]

種類としては、

  • アイスバイン - 豚すね肉。
  • グアンチャーレ - 豚頬肉。
  • ハム - 太腿肉。
  • 生ハム
  • パンチェッタ - バラ肉。
  • ベーコン - 冷燻。
  • ポー・サレ(プティ・サレ)

などいろいろあるので、いまのところ整理がついていない。
「セラー」と聞いて日本人が想像するのはワイン・セラーだろうが、本来は「穴蔵」「貯蔵室」の意である。欧米のお屋敷だと、ワイン・セラー以外にチーズや塩豚のセラーもあり、日本だったら古酒とかが並んでいる感じである。「ああっ! そっちの扉は」って、開けたらマッシュルームの培養室だったりもしそうである。日本のセラーというと、神田明神の門前にある天野屋の地下の室くらいの感じである。

脚注[編集]

  1. まるっきり「そのまんま」のネーミングである。

関連項目[編集]