塩見縄手
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塩見縄手(しおみなわて)は松江市の武家屋敷が軒を連ねる通りである。松江市伝統美観指定地区である。『日本の道100選』に選出されている。
概要[編集]
松江城北側の堀沿いの明々庵から小泉八雲旧居まで延長約500メートルの通りである。江戸時代の通りの風景を偲ばせる。命名の由来は松江藩中老「塩見小兵衛」の屋敷があったこと、城下町に細くのびる一本道を縄のようであることから「縄手」と呼んだためである。
武家屋敷[編集]
今に残る武家屋敷は、主屋、長屋門・塀などからなり、500石から1,000石前後の藩士が屋敷替えによって入れ替わりながら住んでいた。1733年(享保18年)の大火で焼失した後再建された。2016年度から3カ年の保存修理工事において、解体調査や資料調査により明らかとなった明治期の図面をもとに復元した。 堀ぞいに残る巨松の並木は当時からのもので、垂れ下がった枝に合わせ歩道は低くされている。
- 名称:松江市指定文化財 武家屋敷
- 所在地:〒690-0888 島根県松江市北堀町塩見縄手305
- 交通:山陰本線「JR松江駅」下車。JR松江駅からバス15分「小泉八雲記念館前」バス停。
- 開館時間:
- 4月1日~9月30日 8:30~18:30 (入館受付は18:00まで)
- 10月1日~3月31日 8:30~17:00 (入館受付は16:30まで)
- 入館料:大人 300円(団体料金:240円)、小人(小・中学生) 150円(団体料金:120円)、外国の方150円【小人:80円】
小泉八雲旧居[編集]
1891年(明治24年)5月頃~11月にかけて住んでいた住居である。