塩化水素(えんかすいそ,hydrogen chloride)は、塩素と水素の化合物で、ハロゲン化水素(ハロゲン[第17族元素]の水素化物)の一種。
化学式はHCl。塩素とは異なり無色であるが、毒性を持つ点では共通し、また湿度の高い環境下では発煙する。化合する水素と塩素の電気陰性度の差が大きく、極性分子である。塩化水素の水溶液は塩酸と呼ばれる。小学生は塩化水素より先に塩酸という単語を知ることが多い。
塩化ナトリウムに硫酸を加え熱することで得られる。
1molあたり36.46gで、空気の平均的な重さの約1.3倍である。
関連項目[編集]