堺奉行
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堺奉行(さかいぶぎょう)とは、江戸幕府における老中支配の奉行職の1つであり、遠国奉行の1つである。
概要[編集]
和泉堺の市内の管理、訴訟の処理、堺港の監視などを担当した。当初は堺政所(さかいまんどころ)という名であったが、元和4年(1618年)に堺奉行に改称され、大坂町奉行が兼任する場合もあった。
明治維新後に大阪裁判所堺役所に業務が引き継がれ、後に堺県令となった。
歴代堺奉行[編集]
- 松井友閑(1570年)
- 石田三成(1586年)
- 小西寿徳(1586年)
- 成瀬正成(1600年 - 1607年)
- 細井政成(1600年 - 1613年)
- 米津親勝(1600年 - 1613年)
- 朝倉宣正(1613年)
- 芝山正親(1614年)
- 長谷川藤広(1614年 - 1617年)
- 喜多見勝忠(1616年 - 1627年)
- 嶋田直時(1628年 - 1629年)
- 水野守信(1629年 - 1632年)
- 石河勝正(1633年 - 1652年)
- 石河利正(1652年 - 1664年)
- 水野元重(1664年 - 1681年)
- 稲垣重氏(1681年 - 1688年)
- 佐久間信就(1688年 - 1696年)
- 天野重義(1702年 - 1705年)
- 桑山一慶(1706年 - 1711年)
- 浅野長恒(1711年 - 1729年)
- 水谷勝比(1729年 - 1742年)
- 山田利信(1742年 - 1747年)
- 稲生正甫(1747年 - 1756年)
- 池田政倫(1756年 - 1758年)
- 小笠原信用(1758年 - 1760年)
- 坂部明之(1760年 - 1772年)
- 石野範至(1772年 - 1777年)
- 佐野政親(1777年 - 1781年)
- 山崎正祥(1781年 - 1784年)
- 贄正寿(1784年 - 1796年)
- 成瀬正定(1796年 - 1797年)
- 仙石政寅(1797年 - 1800年)
- 矢部定令(1800年 - 1807年)
- 土屋廉直(1807年 - 1809年)
- 黒川盛匡(1809年 - 1811年)
- 依田政明(1811年 - 1813年)
- 松浦忠(1813年 - 1815年)
- 小菅正容(1815年 - 1816年)
- 三宅康哉(1817年 - 1819年)
- 松平正卜(1820年 - 1823年)
- 水野信之(1823年 - 1829年)
- 久世広正(1829年 - 1831年)
- 矢部定謙(1831年 - 1833年)
- 跡部良弼(1833年 - 1836年)
- 曲淵景山(1836年 - 1841年)
- 水野忠一(1841年 - 1842年)
- 伊奈斯綏(1842年 - 1843年)
- 永井尚徳(1843年 - 1844年)
- 牧野成綱(1845年)
- 柴田康直(1845年 - 1847年)
- 中野長風(1847年 - 1849年)
- 石谷穆清(1849年 - 1852年)
- 川村修就(1852年 - 1854年)
- 関行篤(1854年 - 1858年)
- 一色直温(1858年)
- 駒井信義(1858年 - 1863年)
- 鳥居忠善(1863年 - 1864年)
- 滝川元以(1864年)
- 長井昌言(1864年 - 1865年)
- 池野好謙(1865年 - 1867年)