堀尾古記(ほりおこき)とは、豊臣秀吉・徳川家康に仕えた戦国武将・堀尾吉晴の従弟・堀尾但馬による記録である。堀尾吉晴が秀吉に仕えていた天正12年(1584年)から吉晴没後の正保元年(1644年)、すなわち堀尾氏が支配していた松江藩が無嗣断絶した後の11年後までの出来事が年代順に記録されている古記である。ただしこの史料は必ずしも正確なものとはいえないと黒田基樹からは見られている。