堀内哲

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堀内 哲(ほりうち さとし、1970年昭和45年)[1] - )は、日本共和主義者。

長野県生まれ。早稲田大学卒業。出版社、大学図書館等に勤務しながら、共和思想を研究している[1]。日本での共和制の実現、天皇制の廃止を主張している[2][3]

哲学者の鵜飼哲は、堀内の著書『日本共和主義研究』について、共和制が語られない状況を直截に突いているとし、日本国憲法が構造的に天皇中心になっていることを学んだと評している[4]

政治学者の原武史は、堀内の編著『生前退位-天皇制廃止-共和制日本へ』を「編者の意図とは裏腹に、この本は日本で共和制を実現させることの難しさを浮き彫りにしているように思われる」と評している[3]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『日本共和主義研究――「九条」の思想がサンマリノに生きている』 同時代社、2013年

編著[編集]

  • 『天皇条項の削除を!』 JCA出版、2009年
  • 『いま、「共和制日本」を考える――9条を1条に』 池田浩士、杉村昌昭、平井玄著、第三書館、2011年
  • 『生前退位-天皇制廃止-共和制日本へ』 第三書館、2017年
  • 『天皇制と共和制の狭間で――30代~90代の日本エンペラー論』 第三書館、2018年

分担執筆[編集]

  • 『ロシア革命100年を考える』 社会主義理論研究会(池袋)著、世界書院(情況選書)、2017年

脚注[編集]

関連項目[編集]