土井竹林(どいちくりん)とは、三重県尾鷲市古戸地区に存在する竹林である。
尾鷲駅から北西におよそ500メートル、国道42号線沿いの山麓斜面地にある竹林である。およそ4000平方メートルに及ぶ竹林で、江戸時代中期の宝暦年間(1751年 - 1764年)に、この地の富豪だった土井八郎兵衛(あるいは喜八郎)が、薩摩藩から孟宗竹などを移植して栽培したといわれている。
この竹林の竹は周囲1メートルに及ぶもので、竹幹は太く、主に装飾用建築材として使用されている。