土井正興
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土井 正興(どい まさおき、1924年2月18日 - 1993年10月18日)は、歴史学者。専攻は古代ローマ史。
人物[編集]
東京市渋谷生まれ。1949年東京帝国大学文学部西洋史学科卒,1956年東京大学大学院西洋古代史専攻(旧制)修了。法政第二高等学校教諭を経て、1966年専修大学助教授、72年教授。在任中に死去。
著書[編集]
単著[編集]
- 『イエス・キリスト』(三一新書、1966年)
- 『スパルタクス反乱論序説』(法政大学出版局、1969年/改訂増補版、法政大学出版局[叢書・歴史学研究]、1977年)
- 『スパルタクスの蜂起――古代ローマの奴隷戦争』(青木書店、1973年、新版1983年)
- 『世界史の認識と民衆――大学における歴史教育を原点として』(吉川弘文館、1976年)
- 『生きること学ぶこと』(三省堂選書、1980年)
- 『古代奴隷制社会論』(青木書店、1981年)
- 『歴史をなぜ学ぶか』(青木書店、1986年)
- 『世界史的視野のなかの歴史教育』(日本書籍[教育双書]、1991年)
- 『スパルタクスとイタリア奴隷戦争』(法政大学出版局[叢書・歴史学研究]、1994年)
共著[編集]
- 『新世界史』小倉芳彦、阪東宏、小島晋治共著、三省堂、1972年)
- 『新講世界史』(共著、三省堂、1976年、改訂版1986年)
- 『戦後世界史(上・下)』浜林正夫共著、大月書店[科学全書]、1988-1989年)
- 『明解世界史A』石井紀之、上杉忍、近江吉明、小林克則、杉村壮三、増谷英樹共著、三省堂、1994年)
編著[編集]
- 『小さな星のひかり――どいすみれの生涯とその思い出』(土井道子共編、土井正興・道子、1977年)
- 『ヨーロッパ中世の民衆と蜂起』(編、三省堂、1982年)
- 『イタリア入門――歴史から食生活まで』(編著、三省堂選書、1985年)
- 『教育のなかの民族――日本と中国』斎藤秋男、本多公榮共編、明石書店、1988年)
- 『世界の君主制』浜林正夫、佐々木隆爾共編、大月書店、1990年)
訳書[編集]
- マリア・アタナソヴァ・ダスカロヴァ、フリスト・M.ダノフ『小説スパルタクス』松永緑弥共編訳、三省堂、1979年)