国立近現代建築資料館
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国立近現代建築資料館(こくりつきんげんだいけんちくしりょうかん)は、日本の近現代建築に関する資料(図面や模型等)の収集・保管を行う国立の資料館である。東京都文京区の湯島地方合同庁舎の構内にあり、旧岩崎邸庭園に隣接する。
概要[編集]
2013年に開館した建築資料のアーカイブズ施設である。2011年(平成23年)2月8日の閣議決定「文化芸術の振興に関する基本的な方針」により、「重点戦略4:文化芸術の次世代への確実な継承」が定められ、「文化芸術分野のアーカイブ構築に向け、可能な分野から作品、資料等の所在情報の収集や所蔵作品の目録(資料台帳)の整備を進めるとともに、その積極的な活用を図る」ものとされた[1]。
「文化芸術の振興に関する基本的な方針」では「優れた文化財、美術作品等を積極的に保存・公開するため、所蔵品の目録(資料台帳)の整備を促すとともに、書誌情報やデジタル画像等のアーカイブ化を促進する」((2)美術館,博物館,図書館等の充実)と規定されている。
これまでに、坂倉準三、吉阪隆正、大髙正人等の著名建築家に係る設計図面等の収蔵・整理を行っている。資料館では定期的に企画展を開催し、テーマに沿った資料を展示している。常設展示は行っていない。
基本事項[編集]
- 設置者:文化庁
- 事業内容
- 1.情報収集
- 2.資料の収集・保管
- 3.展示・教育普及
- 4.調査研究等
- 開館時間:10:00~16:30
- 入場料
- 湯島地方合同庁舎正門から入館する場合(平日のみ):無料
- 旧岩崎邸庭園から入館する場合:庭園観覧料400円が必要
- 所在地:〒113-8553 東京都文京区湯島4-6-15
- 交通:東京メトロ千代田線湯島駅下車徒歩8分/東京メトロ銀座線上野広小路駅下車徒歩10分/都営地下鉄上野御徒町駅下車徒歩10分