インド人を右に
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インド人を右に(いんどじんをみぎに)とは、インドの伝統的文化に基づく語である。
インドでは伝統的に、右手は浄で、左手は不浄であるという文化がある。そうであるから、釈迦は右脇から生まれたし、現代においても、大便後に尻を拭うのは決まって左手、食事や握手をするのは決まって右手である。
こうした文化的背景より、インド人と握手するときには、右手同士で握手するため、相手のインド人をやや向かって右側に立たせることで、握手がしやすくなる。これを表すのが「インド人を右に」という語である。
というのは真っ赤な嘘で...[編集]
真実の概要[編集]
かつて存在したアーケードゲーム攻略誌『ゲーメスト』193号(1997年4月30日発刊)における伝説的な誤植である。「ハンドルを右に」を誤植して「インド人を右に」になっていた。
この字面のインパクトから、ネットスラングとして非常に有名になった。
なぜ誤植したのか分からない君は、この下の文字を見比べてほしい。
ハンドルを右に
インド人を右に
ほら、ちょっと似てるだろう?手書きで癖が強いともっと見分けづらいかもしれない。
2022年のネット流行語100で92位に選出された。