四国八十八か所霊場
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四国八十八か所霊場(しこくはちじゅうはっかしょれいじょう)は空海が修行を行った地として伝えられる88か所の巡礼寺院である。 「四国八十八箇所」「八十八箇所」「お四国さん」「本四国」とも言われる。
815年(弘仁6年)に弘法大師が開創したと伝わるが、史実とはいえない[1]。 巡礼者数は年間20万人から30万人といわれる。四国遍路の起源は平安時代の修行僧といわれており、室町時代から江戸時代初めにかけて一般庶民まで広まった。黒木賢一は弘法大師の弟子の真斉が大師入滅後に遍路したことに始まると推測している[1]。
日本遺産[編集]
「四国遍路 ~回遊型巡礼路と独自の巡礼文化~」として、日本遺産の一つとして文化庁に認定されている[2]。
霊場リスト[編集]
- 第1番 笠和山 一乗院 霊山寺
- 第2番 日照山 無量寿院 極楽寺
- 第3番 亀光山 釈迦院 金泉寺
- 第4番 黒巌山 遍照院 大日寺
- 第5番 無尽山 荘厳院 地蔵寺
- 第6番 温泉山 瑠璃光院 安楽寺
- 第7番 光明山 蓮華院 十楽寺
- 第8番 普明山 真光院 熊谷寺
- 第9番 正覚山 菩提院 法輪寺
- 第10番 得度山 灌頂院 切幡寺
- 第11番 金剛山 一乗院 藤井寺
- 第12番 摩廬山 正寿院 焼山
- 第13番 大栗山 花蔵院 大日寺
- 第14番 盛寿山 延命院 常楽寺
- 第15番 薬王山 金色院 國分寺
- 第16番 光耀山 千手院 観音寺
- 第17番 瑠璃山 真福院 井戸寺
- 第18番 母養山 宝樹院 恩山寺
- 第19番 橋池山 摩尼院 立江寺
- 第20番 霊鷲山 宝珠院 鶴林寺
- 第21番 舎心山 常住院 太龍寺
- 第22番 白水山 医王院 平等寺
- 第23番 医王山 無量寿院 薬王寺
- 第24番 室戸山 明星院 最御崎寺
- 第25番 宝珠山 真言院 津照寺
- 第26番 龍頭山 光明院 金剛頂寺
- 第27番 竹林山 地蔵院 神峯寺
- 第28番 法界山 高照院 大日寺
- 第29番 摩尼山 宝蔵院 国分寺
- 第30番 百々山 東明院 善楽寺
- 第31番 五台山 金色院 竹林寺
- 第32番 八葉山 求聞持院 禅師峰寺
- 第33番 高福山 幸福院 雪蹊寺
- 第34番 本尾山 朱雀院 種間寺
- 第35番 醫王山 鏡池院 清瀧寺
- 第36番 独鈷山 伊舎那院 青龍寺
- 第37番 藤井山 五智院 岩本寺
- 第38番 蹉跎山 補陀洛院 金剛福寺
- 第39番 赤亀山 寺山院 延光寺
- 第40番 平城山 薬師院 観自在寺
<以下、続く>