呂玲綺
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呂 玲綺(りょ れいき)とは、コーエーのオリジナルの三国志シリーズに登場する人物である。セガ『三国志大戦』に登場する呂姫も同設定の人物とされる。呂玲綺という名前は設定によるもので、実名は不詳。初出は2003年6月26日発売のPS2用ソフト『三國志戦記2』(CV:佐藤朱)。
動向[編集]
『三国志演義』では呂布が曹操に対抗するために袁術と同盟を締結する際、娘を袁術の息子に嫁がせたとある。これは史実でもある。ただし袁術の息子が袁燿であるかどうかは不詳[1]。史実でも呂布に娘がいたことは事実であるが、密かに呂布滅亡を計画していた陳珪が災いになると考え、呂布に「天下から不義の汚名を着せられる」と説得したので呂布は考え直して袁術の下に送り出していた娘を取り戻したという[2]。
『三国志演義』では198年に呂布が曹操により処刑された後、その家族は許昌に移されたという。以後の行方は不明。
完全なオリジナル武将であるが、容姿端麗で純真な性格をしているためか人気は非常に高く、三国志関係の動画などでの活躍は多い。父親と同じで武勇に優れるが知略に乏しい猪武者・脳筋として描かれている。ただし『三国志11』などでは特技(疾走)が優遇されており、通常の武将では到底相手にならないほどの強さを秘めている。ゲーム上の史実シナリオでは寿命が短く設定されているため、編集しないと活躍の期間は極めて短い。