名鉄ト140形貨車
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名鉄ト140形貨車 | |
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基本情報 | |
総数 | 2 |
運用開始 | 1920年(大正9年) |
主要諸元 | |
軌間 | 1,067 mm |
荷重 | 10.0 |
自重 | 4.98 |
全長 | 6,099 mm |
全幅 | 2,362 mm |
全高 | 1,721 mm |
備考 | 要目は、同形式であるト601 - ト606(旧・三河鉄道ト600形)のもの |
名鉄ト140形貨車(めいてつト140がたかしゃ)とは、かつて名古屋鉄道で運用されていた木造貨車(無蓋車)である。
三河鉄道の木造無蓋車のト50形を、国鉄直通の可否で2形式(ト140形・ト600形)としたものである。ここではト140形、ト600形の両形式について記述する。
概要[編集]
- 元は1902年(明治35年)に製造された木造無蓋車鉄道院ト15646形である。三河鉄道には1920年(大正9年)に譲渡され、ト50形となる。1931年(昭和6年)に形式変更され、国鉄直通が可能な6輌をト600形(601 - 606)、直通が出来ない2輌をト140形(141・142)と改番する。ト140形の荷重は9t、ト600形の荷重は10tであった。尚、ト600形の国鉄直通認可は1939年(昭和14年)に抹消されている。1941年(昭和16年)に三河鉄道が名古屋鉄道に合併すると名古屋鉄道に引き継がれ、両形式は改番されず、ト140形、ト600形となる。
- ト140形は1958年(昭和33年)、ト600形は1960年(昭和35年)に形式消滅する。
参考文献[編集]
- 清水武・田中義人・澤内一晃 『名古屋鉄道の貨物輸送』 フォトパブリッシング、2021年。ISBN 978-4-8021-3270-1。