南極点
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南極点(なんきょくてん)とは、自転している天体の最南端の地点のことを言うが、普通は地球のそれのことである。
概要[編集]
現在、南極点は南極大陸の中央よりやや南極半島寄り、標高約2600mの高原地帯に位置する。このため、海上に位置する北極点より格段に気温は低く、夏でも平均気温は-25℃前後で、気温が0℃を超えたことは一度もない。冬には平均気温が-65℃にまで下がり、-80℃を下回ることもある。南極点は1911年にノルウェーの探検家アムンゼンが初めて到達し、現在ではアメリカによりアムンゼン・スコット基地が設置されている。南極点から緯度にして23.4度以内の地域のことを南極圏という。南極点では、日の出と日の入りがそれぞれ年に1回しかなく、白夜と極夜が半年ずつ続く。