南極星(なんきょくせい)とは、天の南極の目印となる明るい恒星である。
北極星と違い、現在、万人が南極星であると認める恒星は存在しない。現在天の南極があるはちぶんぎ座には明るい恒星が少ないのだ。最も南極星と見なされやすい恒星はポラリス・アウストラリスであるが、北極星ポラリスが2等星であるのに対しこちらは5等星であり、目たたず、使いにくい。そのため、天の南極を見つけるには南十字星がよく使われる。なお、14千年紀頃にはカノープスが南極星となる。