勇気100%

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勇気100%とは、1993年5月13日に初発売されたNHKEテレの長寿アニメ「忍たま乱太郎」のテーマ曲。

概要[編集]

初発売時は光GENJIの楽曲。以降現在まてバージョンを変えながら7組のグループによって歌い継がれている。作詞:松井五郎、作曲者:馬飼野康二

オリジナルキーはニ長調(D)。途中のCメロでは、主調の短3度下のロ長調に転調している部分があるため、キーの表記法は、「ニ長調(D)→ロ長調(B)→ニ長調(D)、主調はニ長調(D)」。放送が始まったのは1993年。オリジナルアーティストは光GENJI。表記法は、「勇気100%/光GENJI」。イントロは、ヘ長調(F)から始まっている。

1番のAメロの内容は、元気がなく、思い通りにいかなくて、相手に負けて、目標を達成できなくても仕方ない。まずは、相手の笑顔を見つけることである。つらくても一生懸命やりたい努力に変える必要がある。つらいときは孤独でいることになれてもおかしくないため、そういうときは、誰かがそばにいるからといっている。孤独でいることに慣れると、まずは、夢はでかくならないし、つまらない気持ちになる。明るい未来、将来の夢に向かって、胸を叩いて冒険しにいき、何かを変える努力をすべきである。

サビに入ると、曲のタイトルの内容の意味が描かれており、「勇気100%」は、「勇気を全力で発揮」という意味で、100%の力を持つ子供たちで、「乱太郎、きり丸、しんべヱ」の3人は全力少年である。やるべきことをやると決めたら、たとえ孤独でいることに慣れても、つらくても一生懸命頑張るしかない、やり切るしかなく、かろうじて苦難を乗り越えるべきである。

2番の歌詞では、「ぶつかったり傷ついたりする」の意味は、成功よりも失敗の繰り返しが多く、いろんな壁にぶつかり、躓いて転び、挑戦に失敗することで、それは勝ち負けや競争の経験でもある。人生で、今まで経験をどれだけ重ねてきたことがわかれば、きっとこの選択に後悔することはたぶん無い。じっとしていては、孤独でいることに慣れ、次のときめきが始まらないし、ずっと同じことをしていても向かいたい方向性には進めない。気を取り直して、今のうちに何かを変える努力をして、勇気を出して挑戦すれば、目の前にチャンスが見えてくる。今までの経験により、つらいことを思う場合は無く、過去のことを振り切り、泣いている場合もなく、振り向いている場合もなく、どこまでも駆けてゆくのである。

Cメロの歌詞は、夜になると、雰囲気は、孤独が感じられ、手を貸す人がいなくなり、世間・世界は冷たい中に置き去りにされそうな様子だけど、新しい朝が必ず来るから、明日は今日より明るく輝かしく、素晴らしい日になる。孤独や悲しみは一時的なものであり、結果、これまでの悩みが転換され、仲間が加わり、実際は、離れていても、決して孤独じゃないというメッセージが込められている。過去のつらいことなどを振り切り、孤独でも悲しみから立派に立ち上がり、夢と希望、愛、孤独、つらさ、悲しみを乗せて、新たな夢、明るい未来に向かってまっしぐらに走り出す。

カラオケ音源は、オリジナル音源のうちの「マイナス・リードヴォーカル・カラオケ」。

吹奏楽編曲版では、実音のキーは、オリジナルキーより全音低く、「ハ長調(C)→イ長調(A)→ハ長調(C)、主調はハ長調(C)」になっている。吹奏楽編曲版の音源は、「演奏者:東京佼成ウインドオーケストラ、編曲者:前田憲男」。

音域データ[編集]

  • オリジナル(光GENJI)…最低音:D2(約146.83Hz)、最高音:F#3(約369.99Hz)

外部リンク[編集]

関連項目[編集]