初代真山 一郎(まやま いちろう、1929年6月3日 - 2021年12月13日)、本名:西本 恭男(にしもと やすお、旧姓:野田)。血液型O型、家紋・三つ鐶桜。浪曲師だけでなく歌謡浪曲、江州音頭と幅広く活躍。
山口県出身。高校卒業後、浪曲の道に入り、歌謡浪曲を得意とした。代表作は「刃傷松の廊下」「番場の忠太郎」などで、交通事故を題材にしたヒット作「日本の母」、北方領土返還をテーマにした作品などもある。
浪曲親友協会の会長を務め、関西浪曲界の牽引役となった。平成22年(2010年)に引退し、弟子の真山広若が2代目を襲名している。
令和3年(2021年)12月13日に老衰のため死去した。92歳没。葬儀・告別式は近親者で行われた。