写経

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写経(しゃきょう)とは、仏教の経文を書き記すことによって仏様と心を通わせる行為の一つ。

概要[編集]

中国から仏教が伝来した時、数多くの経文は一人一人が筆で書き写すことにより日本中に広まった。その名残がこの写経である。

自ら筆を使い仏様の教えを書き写すことで、と心が通じ合う効果があるとされる。
道具はエンピツでもボールペンでも構わない。近年では画材が各種あるので、適宜選ばれたい。毛筆としては面相筆(人形の眉などを描く筆)がよく使われているが、コンパクトにするため「白桂(はっけい)」なども用いられる。

近年では心を落ち着けたり、余暇の愉しみとしても効用が認められており、通信講座文化教室で教わったり、書籍で売られたりしている。
たいていは般若心経であるが、延命十句観音経などもたまに用いられる。

また仏の姿を絵にしたためる「写仏」も同じような効果があるとされている。

なお、写経を寺院に奉納することを納経(のうきょう)といい、寺院では納経の証として御朱印を授けることが一般的であった。そのため、神社でいう御朱印帳は寺院においては納経帳と呼ばれることも多い。