円興寺(えんこうじ)は、岐阜県大垣市青墓町にある寺[1]。
開基は伝教大師と伝えられている。本尊聖観音立像は伝教大師の作と伝えられている。青墓の長者大炊氏の菩提寺で七堂伽藍の並ぶ大きな寺で会ったが、天正2年に織田信長に攻められことごとく焼失した[1]。
寺周辺の松林の中には平治の乱で都落ちした源頼長の墓や大炊一族の墓が点在している。現在は天台宗山門派に属している[1]。