典薬頭(てんやくのかみ)とは、江戸幕府の役職の1つである。若年寄支配。奧医師と同じように、徳川将軍家の医療を担当した。半井家や今大路家が代々、世襲していた職で、両家は毎年正月に朝廷へ屠蘇を献上するのを慣例としていた。