共産主義者同盟プロレタリア通信編集委員会
ナビゲーションに移動
検索に移動
共産主義者同盟プロレタリア通信編集委員会(きょうさんしゅぎしゃどうめいプロレタリアつうしんへんしゅういいんかい)は、共産同系の新左翼党派。略称はプロレタリア通信派、プロ通。第一次ブントから分派した「共産主義者同盟プロレタリア通信派」とは異なる組織。
概要[編集]
機関紙は『プロレタリア通信』。事務所は豊島文化社(東京都豊島区目白)。主なメンバーは羽山太郎、旭凡太郎など。
1986年2月11日、機関紙『プロレタリア通信』創刊[1]。三里塚闘争では熱田派を支援し、90年代に政府・反対同盟・有識者らが開催した成田空港問題シンポジウム・成田空港問題円卓会議を支持した[2]。
豊島文化社は、1980年代後半に月刊誌『翔る』を発行、知念功が「ひめゆりの怨念火」を連載した。1992年にアイヌ民族の萱野茂が参院選に立候補した際には選挙対策本部として利用された[2]。
2009年3月、共産主義者同盟蜂起派・共産主義者同盟首都圏委員会・その他諸個人と合同して共産主義者協議会を結成した(機関紙『赤いプロレタリア』)[3]。
2017年7月16日の「共産主義者同盟第4回総会」での決定により、機関紙『プロレタリア通信』を9月10日発行の71号をもって廃止・廃刊、豊島文化社は9月末日をもって閉鎖し、プロレタリア通信派は解散した[2]。
脚注[編集]
- ↑ プロレタリア通信 (『プロレタリア通信』編集委員会): 1986|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
- ↑ a b c 『プロレタリア通信』71号
- ↑ 【模索舎store】 赤いプロレタリア[The Red Proletarian] 第一号 プロレタリア(無産者)の共同政治新聞 模索舎(2009年3月19日)