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侍中（じちゅう）とは、中国の官位である[1]。皇帝の側近として秘書の仕事を職務とする。侍中府に属し、元は官位を加えられるためのいわゆる加官に過ぎなかったが、後漢の時代に実職として重きを成すようになり、外戚や功績ある重臣の子弟などが就任する例が多かった[1]。三国時代には全ての国に設置され、いわゆる皇帝の側近として権勢を振るい、大きな権力を持った[1]。