使用済み核燃料
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使用済み核燃料(しようずみかくねんりょう)とは、原子力発電所で使用した核燃料のことである。この核燃料は燃料内のウランが徐々に変化し、3年から5年程度で完全に使用済みとなる。日本政府や電力会社などは全ての使用済み核燃料を化学処理、すなわち再処理してプルトニウムなどを取り出し、再び燃料に使う核燃料サイクルを実施する方針で、それまで原発内のプールなどで貯蔵しているが、青森県に存在する日本原燃の再処理工場はトラブル続きで未完成であり、さらにプルトニウムの使用先も十分に確保できるかどうかは不透明であり、核燃料サイクルの先行きを懸念する声も大きくなっている。
関連項目[編集]
- 原子力発電環境整備機構(略称:原環機構、NUMO)
- オメガ計画
- ドライキャスク
- セラフィールド
- 核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律
- 特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律