リニューアル工事
(体質改善工事から転送)
ナビゲーションに移動
検索に移動
リニューアル工事(リニューアルこうじ)または体質改善工事(たいしつかいぜんこうじ)とは、古い電車の車内や車外を近代的にし、イメージアップを行うことである。
概要[編集]
具体的に言うと、座席を交換したり、内装をリニューアルしたりすることである。ヘッドライトや行先表示を交換したり、LCDをつけたり、VVVF化したり、VVVFを取り替えたり…なども同時に行われることが多い。また、ついでに中間車化改造を行ったりすることもある。近年では電車を長く使う傾向があるため、リニューアル工事が行われる場合が多い。しかし、リニューアルするよりも新しく電車を作る方が安くなる場合もある。
主なリニューアル工事[編集]
JR東日本[編集]
E257系など特急型車両には凝ったリニューアル工事を施すが、E231系や209系はVVVFや帯色など最低限のものは交換、それ以外は放置という適当なものである。
JR西日本[編集]
おそらく体質改善工事で最も有名かもしれない。113系・115系・207系・221系など、体質改善工事を行った車両は多岐にわたる。また、115系や113系体質改善工事もどきの車両も存在するとか…
なお、117系は一度も体質改善工事を受けることなく定期運用を終えた。
JR東海[編集]
JR旅客会社では珍しく、行った例が全くない。新幹線を車齢15年程度、在来線も車齢30 - 35年程度で置き換え廃車にする傾向があり、大規模リニューアルは行われない事が多い。
近畿日本鉄道[編集]
特急車・一般車問わず45 - 55年の単位で使用するため、廃車までに2度リニューアルを行い、1回目はA更新、2回目はB更新と呼ばれる。また、3回目のリニューアル(C更新)を行った車両もちらほら存在する。