令和三羽烏
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令和三羽烏(れいわさんばがらす)とは囲碁の令和時代に活躍が期待される芝野虎丸・許家元・一力遼の3人の棋士である[1][2][3]。
概要[編集]
囲碁界は1970年~2000年の木谷道場一門時代、2000年代の平成四天王時代に2010年代の井山裕太一強時代があった。それに続くと期待されているのが芝野虎丸・許家元・一力遼の3人である。
2016年に一力遼が竜星戦優勝。天元戦挑戦。
2017年に一力が天元戦・王座戦挑戦。芝野虎丸が竜星戦優勝。
2018年に許家元が碁聖位を獲得・天元戦挑戦。一力が棋聖戦・王座戦挑戦。竜星戦、阿含・桐山杯優勝。
2019年(令和元年)に芝野が名人位・王座位を獲得。一力がNHK杯優勝。
棋士[編集]
- 芝野虎丸(しばの とらまる)
- 1999年(平成11年)11月9日生(25歳)。九段。日本棋院東京本院所属。神奈川県相模原市出身。洪道場出身。名人1期。王座1期。竜星戦優勝。2014年入段。2019年九段。史上最年少の七大タイトル獲得者(19歳11ヶ月)。史上最年少の七大タイトル二冠(20歳0か月)。
- 許家元(きょ かげん)
- 1997年(平成9年)12月24日生(26歳)。八段。日本棋院東京本院所属。台湾台北市出身。高林 拓二七段門下。碁聖1期。天元戦挑戦1回。阿含・桐山杯準優勝。新人王戦優勝。2013年入段。2018年八段。最年少碁聖(20歳7ヶ月)。
- 一力遼(いちりき りょう)
- 1997年(平成9年)6月10日生(27歳)。八段。日本棋院東京本院所属。宮城県仙台市出身。宋光復門下。棋聖戦挑戦1回。天元戦挑戦2回。王座戦挑戦2回。竜星戦優勝。NHK杯優勝。グロービス杯世界囲碁U-20優勝。2010年入段。2017年八段。天元戦・王座戦・棋聖戦の最年少挑戦者。早稲田大学社会科学部卒。河北新報および東北放送のオーナーである一力家出身で河北新報社社長の息子。自身も河北新報社社員の新聞記者。
タイトル[編集]
一般棋戦・若手棋戦
- 2012 一力:若鯉杯準優勝
- 2013 一力:若鯉杯優勝
- 2014 一力:グロービス杯U-20優勝・新人王戦優勝、許:グロービス杯U-20準優勝
- 2015 一力:NHK杯準優勝、許:新人王戦優勝・阿含桐山杯準優勝
- 2016 一力:竜星戦優勝・若鯉戦優勝、許:グロービス杯U-20準優勝
- 2017 一力:NHK杯準優勝、芝野:竜星戦優勝・新人王戦優勝
- 2018 一力:竜星戦優勝・阿含桐山杯優勝、芝野:日中竜星戦優勝・阿含桐山杯準優勝
- 2019 一力:NHK杯優勝