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京王1000系電車 (2代)
京王1000系電車とは、京王電鉄が京王井の頭線に導入した鉄道車両である。
概要[編集]
京王3000系電車の置き換え用として登場。オールステンレスの20m級4ドア車となっており、井の頭線では初の20m級車両となっている。3000系同様、編成ごとに色が異なってる。1779Fは当初ライトブルーだったものの、そのままではライトブルーだけ1編成多くなってしまうためかレインボーカラーとなった。また、1756Fと1763Fは当初ベージュだったものの、オレンジベージュ塗装の登場後それに塗り替えられた。
前期に導入された0番台と後期に導入された20番台が存在する。
スペック[編集]
0番台[編集]
ビードプレス車体で、1751F~1765Fの15編成75両が導入された。東急車輛と日本車輌が製造した。内装は京王線用の8000系とほぼ同じだが、当初から車内案内表示器が設置されている点が異なる。
20番台[編集]
ビードレス車体で、1771F~1784Fの14編成70両が導入された。全車が東急車輛製であり、日車ブロック工法は採用されなかった。一方で走ルンですとも異なり、E231系のような雨樋はない。ドアが9000系30番台同様E231系のようなものとなった。内装は同時期に製造された9000系30番台とほとんど同じで、車内には1画面の日立製LCD(17インチ)が搭載されている。なお、京王線用の車両と違いE233系のLCDと酷似したデザインには変更されていない。
改造[編集]
フルカラーLED化[編集]
0番台に施工。従来は3色LEDだった方向幕をフルカラーLEDのものに交換した。なお、20番台の幕とは表示の幅が少し異なるという差異がある。
LCD2画面化[編集]
20番台に施工。以前はなかった広告画面を設置し、2画面となった。
リニューアル[編集]
0番台に施工。床下機器更新、ドア交換、化粧板・座席張替え、袖仕切り設置が行われ、1段式LEDの車内案内表示器はコイト製の17インチLCDに変更された。8000系のリニューアル車と違いドアはE233系チックなものとなっている。
運行番号表示機撤去[編集]
0番台に施工。正面から見て左下にあった運行番号表示機が撤去された。
自動運転対応[編集]
自動運転の設備を設置したもの。自動運転以外では帯にアクセントを追加・社番とピクトグラムを移設・LCDを三菱製に交換した。2025年3月現在では1778Fのみに施工されているが、今後増えるものと思われる。