丹羽長重廟(にわながしげびょう)とは、福島県白河市円明寺にある江戸時代の大名であった丹羽長重の墓である。
この廟は南湖の左手に当たる丘陵上にある長重の廟と墓で、廟は江戸時代後期の天保7年(1836年)に白河城下の豪商によって建立されたといわれている。廟の右手奥には松平直矩・松平基知らの墓も存在する。
長重は織田信長の重臣として活躍した丹羽長秀の長男で、信長の娘婿となり、豊臣秀吉や徳川家康らの時代を生き抜いて白河藩主となり、現在における白河市の基礎を築いたことで知られている。