中華人民共和国海警法

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中華人民共和国海警法(ちゅうかじんみんきょうわこくかいけいほう)とは、中華人民共和国の海上警備を担う海警局に対して、武器を使用することを認めた法律のことである。単に海警法(かいけいほう)と呼ばれることが多い。

独自の曖昧な管轄海域を設定し、違法行為の疑いのある外国船を追跡、監視することができ、領海への不法侵入は拿捕できると定めている。必要に応じて海上臨時警戒区を設定し、船の航行を制限、禁止できるほか、外国の組織や個人が設けた建造物を強制的に破壊することができるなどと明記している。軍最高機関の中央軍事委員会の命令を受け防衛作戦の任務を執行するとの規定も盛り込まれている。しかし、この法律は国際法に整合していないとして多くの問題があるとの指摘がなされている。