領海

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領海(りょうかい)とは、広義では国家に属する海面を総称するが、通常は「沿岸国の公認大縮尺海上の低潮線」から一定の海帯、つまり沿岸海をいう。領域主権は海面・海中のみならず、上空・海床・海底地下に及ぶ(領海条約2条)。

切込みが多く、また島のフィヨルド式海岸のような場合には、岬、島などを結ぶ直線を領海測定の基線とすることができる。領海の幅は日本では3カイリ(約5556キロメートル)とされていたが、世界の国々はそれを拡張する傾向にあり、1980年第3回海洋法会議で作成された国連海洋法条約により12カイリ以内と決められた。

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