中津 研二(なかつ けんじ、1919年[1] - 1960年代)は、社会党内の構造改革論者。著書に『働くものの経済知識――経済学講座』(松本正次郎共著、文理書院、1960年6月)、『新左翼論――社会民主主義の歴史的再評価と批判』(法律文化社[かわずブックス]、1960年12月)がある。『新左翼論』は既成の社会民主主義ののりこえを目指す立場から理論と運動を再検討したもので、刊行後に著者の中津は「惜しくも若くして歿した」[2]。