中山 きく(なかやま きく、? - 令和5年(2023年)1月12日)は、太平洋戦争における元白梅学徒隊の一員。沖縄戦の語り部でもあった。
沖縄県出身。既婚者で長男あり。
太平洋戦争末期の沖縄戦において、看護要員として動員された白梅学徒隊に所属し、同隊では女学生20名以上が犠牲になった。その中で生き残った中山は、戦後に沖縄戦の体験を語り部として活動することに取り組み、元隊員らで作る白梅同窓会の会長も務めていた。
令和5年(2023年)1月12日午後10時21分、癌のため、沖縄県那覇市の病院で死去。94歳没。