中国占領地切手

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中国占領地切手(ちゅうごくせんりょうちきって)とは、昭和12年(1937年)の盧溝橋事件を端に発する日中戦争で、日本軍が中華民国の大部分を占領した際に、占領地の郵便事業として当初は中国郵政がそのまま実務を行なっており、現地の切手も使用されていたが、占領地域によって貨幣価値に差ができたことから従来の切手に地域名を加刷した切手を発行して、昭和18年(1943年)以降は新規の正刷切手を発行するようになった、いわゆる中国占領地における日本の切手である。昭和20年(1945年8月の日本の敗戦まで使用された。