上履き

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上履き(うわばき)とは、土足不可の室内などで履くための履物である。室内でも土足のままで過ごす国にはなく、上履きは日本特有の文化とされる。多くの人が上履きと聞いて想起するのはバレエシューズに似たものであろう。

使用される場所[編集]

保育園・幼稚園・小学校[編集]

バレエシューズ型の上履きが主流だが、場所によってはビーチサンダルやスリッパを使用していることもある。

登園・登校時に玄関で土足と上履きを履き替える。上履きは下駄箱の自身のスペースに入れておき、毎週末などに自宅へ持ち帰って洗う。上履き洗いを宿題にする教員も居る。

中学校・高等学校[編集]

小学校と同じバレエシューズ型を使用している所も多いが、サンダルタイプの上履きを使用している所も多い。また上履きの色が学年色と対応し、学年章の役割を果たす場合もある。

体育館・講堂[編集]

学校の体育館や講堂は教室用の上履きとは別の上履きに履き替えるよう定めていることが多い。体育館用の上履きを指して「体育館シューズ」と呼ぶ。体育館シューズはスニーカーのようなもので、激しい動きにも適している。

体育館シューズはホームルームの自身の机やロッカーで保管する。夏休みなどの長期休暇に自宅へと持ち帰って洗う。

事務所・病院・工場[編集]

砂や埃を嫌う職場や半導体工場のように高クリーン度が求められる職場では上履きに履き替える。上履きは市販の靴を使用する場合、職場で支給する場合などがある。

病院では勤務する医療関係者は勿論のこと、患者も開業医を中心にスリッパへ履き替える所がある。

塾・習い事[編集]

座学中心のではスリッパに履き替える事がある。習い事ではダンス教室だとダンスシューズを使用している。