三村智保
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三村 智保(みむら ともやす、1969年7月4日 - )は囲碁棋士。九段。日本棋院東京本院所属。田岡敬一に師事。藤沢秀行名誉棋聖門下。囲碁棋士の三村芳織二段は妻。門下に茂呂有紗初段。タイトル数4。市川こども囲碁道場主催。
概要[編集]
- 1969年7月4日、福岡県北九州市に生まれる。
- 幼稚園のとき、父親の転勤で千葉県に引っ越す。
- 1975年頃、囲碁を始める。
- 1980年、千葉市立みつわ台北小学校5年のとき、少年少女囲碁大会に出場し7位。
- 1982年(昭和57年)、少年少女囲碁大会中学生の部で優勝。プロを目指す。
- 昭和61年、入段。同年、二段。
- 1987年(昭和62年)、第12期棋聖戦二段戦優勝。
- 昭和62年、三段。
- 昭和63年、四段、棋道賞新人賞受賞。
- 平成元年、五段。
- 平成3年、六段。
- 平成5年、七段。
- 1996年(平成8年)、第21期棋聖戦七段戦優勝。
- 1998年(平成10年)、八段。
- 2000年(平成12年)、九段。
- 2001年(平成13年)、第26期棋聖戦リーグ入り
- 2003年(平成15年)、第15回テレビアジア杯準優勝。
- 2005年、市川こども囲碁道場を始める。
- 2006年(平成18年)、第32期名人戦リーグ入り(6期連続棋聖戦リーグ入り)。
- 2009年1月1日、向井芳織初段(当時)と入籍。
- 2009年(平成21年)、第65期本因坊戦リーグ入り。
- 2016年(平成28年)、通算800勝達成。
タイトル[編集]
- 1994年(平成6年)、第19期新人王戦優勝
- 1995年(平成7年)、第20期新人王戦優勝
- 1999年(平成11年)、第29回新鋭トーナメント優勝
- 2003年(平成15年)、第50回NHK杯テレビ囲碁トーナメント優勝
人物[編集]
- 結城聡九段らはよく褒められていたが、自分は秀行先生に褒められた記憶がない、と語る。
- 計算は苦手で、着手の善悪やバランスより気合や勢いで打つ碁と語る。
- 自宅に王銘宛九段らを招きヨセの研究会を行う。
- アマの田岡敬一に教わった後に秀行門という経歴は、高尾紳路九段(元名人本因坊)、森田道博九段と同じ。
- 最初は閑古鳥であった市川こども囲碁教室は2012年時点で50人になっている。全くの入門者から育てている[1]。