三時眞貴子

三時眞貴子（さんとき まきこ、1974年- ）は、教育学者、広島大学准教授。

人物

福岡県生まれ。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期課程満期退学、2010年「ウォリントン・アカデミーに関する歴史的研究 18世紀後半イングランドにおける都市エリートの教育」で教育学博士。広島大学人間社会科学研究科准教授。専門はイギリス教育史。

著書

• 『イギリス都市文化と教育 ウォリントン・アカデミーの教育社会史』昭和堂、2012.2

共編著

• 『教育支援と排除の比較社会史 「生存」をめぐる家族・労働・福祉』岩下誠,江口布由子,河合隆平,北村陽子共編、昭和堂、2016.10
• 『「教育学」ってどんなもの?』小川佳万共編著、協同出版、2017.8
• 『問いからはじめる教育史』(有斐閣ストゥディア)岩下誠, 倉石一郎,姉川雄大共著、2020.10

翻訳

• ジョイス・M.エリス『長い18世紀のイギリス都市 1680-1840』(りぶらりあ選書) 松塚俊三,小西恵美共訳、法政大学出版局、2008.6
• タラ・ザーラ『失われた子どもたち 第二次世界大戦後のヨーロッパの家族再建』北村陽子共監訳, 岩下誠,江口布由子訳、みすず書房、2019.12
• ゲイリー・マッカロック, スティーヴン・コーワン『イギリス教育学の社会史 学問としての在り方をめぐる葛藤』小川佳万共監訳、昭和堂、2023.3
• メアリー・ジョー・メインズ, アン・ウォルトナー『家族の世界史』(ミネルヴァ世界史〈翻訳〉ライブラリー) ミネルヴァ書房、2023.12