リー・コニッツ
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リー・コニッツ(Lee Konitz、1927年10月13日 - 2020年4月15日)は、ジャズアルトサックスの奏者である。
略歴[編集]
アメリカ・シカゴの生まれ。アルト・70年以上におよぶキャリアの中でビル・エヴァンス、マックス・ローチ、チャールズ・ミンガス、アート・ペッパーなど、数々の巨匠たちと演奏をともにした。また、1949年から1950年に録音され、のちに発売されたマイルス・デイビス・ノネット(九重奏団)の名盤『クールの誕生』(1957年)にもメンバーとして参加。同作のメンバーで現存する最後のひとりとしても知られていた。
リー自身もアトランティック、プレスティッジ、ポリドール、ヴァーヴといった名門レーベルに数々の作品を残し、1989年のソロ・アルバム『Lee Konitz In Rio』は、ビルボード誌のコンテンポラリー・ジャズ・アルバム・チャートで22位にランクインした。
晩年は米・ジャズ界最高のアワードのひとつ「NEAジャズマスターズ賞 2009」の受賞をはじめ、2010年の米ジャズ誌『ダウンビート』の読者投票「アルト・サックス部門」、2013年のドイツのジャズ賞「German Jazz Prize」などを受賞している。