ラリー・クレーマー(Larry Kramer、1935年6月25日 - 2020年5月27日)は、アメリカ合衆国の活動家・劇作家。
アメリカ東部・コネティカット州で生まれる。1980年代初頭にエイズウイルス(HIV)が蔓延する状況を見て、感染者を支援する非営利団体を共同設立する。1987年には活動家の団体・「ACT UP」を創設し、政府の無策を批判する急先鋒になった。同性愛者であることを自ら公言し、性やエイズに関する作品を相次いで発表する。自伝的とされる舞台作品である「ノーマル・ハート」は映画化されている。
2020年5月27日、肺炎のため、ニューヨークで死去した。84歳没。