ヤメ検
ナビゲーションに移動
検索に移動
概要[編集]
検察官はほとんどが司法試験と司法修習修了試験に合格しているので、退官すれば弁護士になれる。検察官は中途退職が多いので、弁護士になる割合は多い。
刑事弁護の腕という意味では、辣腕刑事弁護士であるかどうかは、人による。刑事事件の経験が一般の弁護士より多く、刑事訴訟法の勘所を知っている強みがある。反面、検事時代のクセが抜けない場合もあると言われる。
反面、民事事件に関しては経験は退官してからの年数であるため、新人弁護士に近い場合もある。
検察官から転身した弁護士の多くは、得意分野を活かして刑事事件を扱う場合が多い。大澤孝征弁護士は少年法や家事事件が得意分野であるが、若くして退官したこともあり、民事分野も多く手掛けている。
テレビ出演[編集]
現役の検察官は公務員であるためテレビで事件の解説はできないが、退職して弁護士になればテレビ出演は可能である。 テレビ出演のある元検事の弁護士は次の通りである。
組織幹部[編集]
高検検事長や検事正で退官の場合は、会社の監査役といった役員や組織幹部に就くことがある。
- 根来泰周 - 東京高検検事長で退官。プロ野球コミッショナー時代、プロ野球再編問題 (2004年)を積極的に収拾せず、労組選手会のストライキが支持される一因を作った。
- 高野利雄 - 名古屋高検検事長で退官。日本相撲協会外部理事。日馬富士の貴ノ岩殴打からの一連の事件では、師匠貴乃花の責任を問う文書作成に関わり、理事選に落選した貴乃花を退職に追い込んだ。
関連項目[編集]
- ヤメ判 - ヤメ検の裁判官版